知っておきたい!お金のハナシ

住宅ローン選びのポイントとは?

家を購入するほとんどの人が利用する「住宅ローン」。なんとなく仕組みはわかっているものの、なんだか難しそう…と思っている人も多いかもしれません。確かに複雑な部分はありますが、種類や返済方法の違いを知ることで自分に合った住宅ローンをしっかり見極めることができます。金融機関に頼るだけでなく、積極的に情報収集を行いましょう。

住宅ローンの仕組みは、大きく分けて3つ

住宅ローンは大きく「公的ローン」「準公的ローン」「民間ローン」の3つに分けられます。公的ローン・準公的ローンは利用条件や制限が細かく定められている一方、民間ローンは制限が少なく利用しやすいのが特長です。

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公的ローン
財形住宅融資
勤務先に財形貯蓄制度があるサラリーマンが対象。金利は低め。利用条件は「55歳未満の勤労者であること」「財形貯蓄を1年以上継続していること」「残高が50万円以上であること」。残高に応じて、最高4,000万円までの融資が受けられる。
【問合せ】勤務先
自治体融資
都道府県や市区町村が窓口となって地域内の住宅取得を援助する制度。自治体融資では、直接融資よりも「融資斡旋」「利子補給」といった間接的な融資方法が多い。この制度がない地域もあるので、事前に問合せを。
【問合せ】居住地・勤務先の自治体窓口
準公的ローン
フラット35
住宅金融支援機構と民間との連携ローンである「フラット35」。固定金利で返済額が終了時まで一定。最長35年、最高8,000万円まで借りることができ、途中の繰り上げ返済も手数料無料で応じてくれる。利用条件は「申込時の年齢が70歳未満であること」「年間返済額の割合が年収の30〜35%以下であること」。ただし、経済状況や政府の方針により内容が変わる可能性がある。
【問合せ】住宅金融支援機構 http://www.flat35.com/
民間ローン
銀行の住宅ローン
都市銀行・地方銀行・信託銀行・信用金庫・信用組合などが提供する住宅ローン。各銀行により設定された年齢・収入条件をクリアすれば融資が受けられる。
損害保険会社の住宅ローン
自社商品の加入者に対し、銀行などと同様の年齢・収入条件で住宅ローンを融資する仕組み。契約内容により、金利優遇などが適用される場合も。
ノンバンク系の住宅ローン
信販会社やクレジット会社が提供する住宅ローン。融資審査は他の住宅ローンに比べて融通が利く。最近ではインターネットを活用することで店舗運営のコストを削減し、低金利の商品や保証料・手数料の優遇を実現している。

「元金均等返済」「元利均等返済」の違い

ローン返済には「元金均等返済」と「元利均等返済」の2つがあり、月々の負担や総返済額が異なります。
今後の収入見込みやライフスタイルによって、自分に合った方法を選びましょう。

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元金均等返済のしくみ

毎回同額の元金に、ローン残高に応じた利息を上乗せして返済する。購入当初は返済の負担が大きいが、返済が進むにつれて負担が減少する。

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メリット
元金が早く減少するため、元利均等返済に比べ総返済額が少なくなる。
こんな人におすすめ
  • 総返済額を
    抑えたい人
  • 買い換えを
    考えている人
元利均等返済のしくみ

毎回、元金と利息を合計した一定の返済額を支払う。返済終了までずっと同じ金額を支払うことになるので、総返済額は多くなる。

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メリット
返済計画が立てやすく、元金均等返済と比べ当初の返済負担は軽い。
こんな人におすすめ
  • 当初の返済に
    余裕がない人
  • 完済まで一定の
    返済額が良い人

安心なのは、変動金利型より固定金利型

住宅ローンの金利は固定金利タイプの「全期間固定金利型」と、変動金利タイプの「固定金利期間選択型」「変動金利型」の3つに分けられます。
契約時の金利が返済時まで変わらない「全期間固定金利型」は、変動金利タイプに比べ金利はやや高めですが、返済額が変わらないため将来の予算計画が立てやすいメリットがあります。

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固定金利タイプ変動金利タイプ
全期間固定金利型固定金利期間選択型変動金利型
契約時の金利は高め。借り入れたときの金利が全返済期間を通じて変わらないため、予算計画が立てやすい。経済状況による金利に左右されないので、契約時よりも金利が下がった場合は、相対的に金利負担が大きくなる。 契約時の金利は低め。一定期間にのみ固定金利が適応され、その期間が過ぎると変動金利となる。年に2回金利の見直しがあり、金利が上昇すると返済額もアップする。 契約時の金利は低いが、金融情勢の変化に伴って返済の途中でも定期的に金利が変動する。年に2回金利の見直しがあり、金利が上昇すると返済額もアップする。
グラフ グラフ グラフ
金利の違いと返済負担の差

借入金1,000万円 30年返済 元利均等返済の場合

年利毎月返済額総返済額
1.4%34,034円12,252,312円
1.8%35,970円12,959,128円
2.2%37,970円13,669,236円
2.6%40,034円14,412,240円
3.0%42,160円15,177,744円
3.4%44,348円15,965,316円

「ローンが受け取れるのは最短でも一ヵ月」余裕を持ったスケジュールで申込を

住宅ローン申込後に行われる事前審査では、現在の収入状況や将来の収入見込みはもちろん、過去に金融関係のトラブルが無いかなども審査の対象となります。事前審査が通った後、住宅の売買契約を行いますが、本審査に時間がかかるなど決済までに住宅ローンが実行されない場合はつなぎ融資が必要になることもあるので、余裕を持ったスケジュールで動きましょう。

ローンの申し込みから受け取りまで

銀行ローンの場合受け取りまで 1ヵ月 (早いケースで)

※契約から実行まで、物件の建築具合によって変わります。

住宅ローンシミュレーション


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